なぜ、あなたは作るのか。なにを作りたいのか。

英語レッスン中に、根本的なテーマにぶつかった。

オンライン英会話のレッスンを受講しています。先生の一人が、海外で作曲をしている方でした。自然と音楽の話題が中心となるうちに、「なぜ、あなたは作曲をするのか」「どんな音楽を作りたいのか」といった根本的なテーマに行き当たりました。

これは、日本語でも答えるのが難しい問いでした。何日か考えるうちに、ぼんやりとしたものながら答えが見えてきました。

「なぜ、あなたは作るのか」

最初に浮かんだのは、「好きで続けているうちに、色んな意味で生活の一部になった」という答えです。真実ですが、もっと良く考えると「作らなきゃいけない」という焦りが原動力だな、と気づきました。この焦燥感がどこから来るのか分かりません。わたしが「作らなきゃいけない」なんてことに何の根拠もないのです。今はこのかっこ悪い「勘違いな焦り」を原動力として受け止めるしかありません。いつか違う何かに変わったら、私の中で大きな変化がありそうです。

「どんな音楽をつくりたいのか」

ぱっと思いつく「映画音楽」は、「何の音楽をつくりたいのか」という問いの答えであって、「どんな音楽を〜」に対する答えにはなっていません。何日か考えていて、「日常からちょっとはなれて、思考を自由にときはなつ」という言葉に至りました。
実は、一年ほど前から「時空を旅する音楽」というキーワードを自分の音楽に使っています。使ってはいたものの、どこか居心地の悪さを感じ、少女趣味すぎる気もしていました(というか厨二病ですね)「時空を旅する音楽」というキーワードが本当を何を表してるのか、つまり自分が何を作りたいのか、まだ不確実ながらもひとつ答えをみつけることが出来ました。

たまには立ち止まってみる。そして考える。

何よりも手を動かすことが大事だと思います。ですが、ときには立ち止まって考えるのもいいのかもしれません。
「なぜ、あなたは作るのか」「なにを作りたいのか」

sakura