消えた夏の予定と

お久しぶりです、石原けいこです。最近Twitterにかまけて、WEBの更新が大変おろそかになっておりました。猛省しております。みてくださっている貴方に感謝いたします。

この夏は貯金をぶん投げて6月から8月までヨーロッパで音楽修行をする予定でした。アイルランド、スコットランド、ウェールズ、イングランドとスウェーデン中心に北欧。COVID-19の流行でキャンセルしました。

かわりに入った予定の1つが地元の小さなイベントでハープのお話と演奏をすることでしたが、こちらも感染者が増加している厳しい状況を鑑みて、開催を断念しました。明日開催の予定でした。

そして大学生の頃から応援していた俳優さんの急死。SNSを見るのも辛くなり、辛いのにみてしまうので、重要な連絡が来ていないかだけをチェックしてお休みしておりました(でも時々みてしまう。ああ、彼の死もアクセスの稼げるコンテンツなのだなあと虚しくなります)

「明日が今日の延長線上にある」ということが日々不確かになっているのを実感します。去年ノートルダム寺院が焼失したときにも感じました。明日が来ないかもしれない。これで会えるのは最後かもしれない。一方で「自分で物事を考えられなくなるまで老いるかもしれない」という可能性もじゅうぶんにあって、両方の可能性を抱えたまま生きるのって改めて難しいなあと思います。

いろいろ考えこんだり、本を読んだりしても、わたしの行き着くところはシンプルで、「日々楽しく健やかに、ちょっとした目標に挑戦をしつつ、一つ一つの出会いや機会を大切に生きる」

「忘れる力」は高いので(高過ぎて困ることが沢山)行けなくなった旅や、逝ってしまった人のことを日々少しずつつ忘れながら、今できることに専念しようと思います。それについては、また。