2012年、そして2013年発症し現在寛解状態の「軽度~中度」の突発性難聴の個人的経験をまとめました。
※医療の専門家ではないので、誤った知識や個人差がある事項も多分にある旨ご了承下さい。また重度の難聴には参考にならない場合がございます。
突発性難聴とは
突発性難聴は、誰にでもある日突然発症しうる特効薬のない難聴です。
※この病気については、こちらが良くまとまっていると思います。
本エントリーでは、「発症してから病院に通うまで」の経験と反省を主軸に書きます。
突発性難聴は時間との闘い
「耳の聞こえがおかしいな」「急に耳鳴りがはじまったな」と思ったら、まず耳鼻科へ。
発症してから72時間以内の治療開始がおすすめで、2週間たつと大幅に治癒する見込みが減ります。どの予定よりも優先して病院に行きましょう!
まずは地元の治療院へ
とにかく、「今」受診できる地域の診療所、休日診療所にまず行きましょう。
標準純音検査(聴力検査)と、ある程度のレベルの突発性難聴ならもれなく処方されるといっても過言ではない「ステロイド」などの薬が貰えます。
大きな病院を紹介してもらう
「軽度~中度」の場合は、処方のち「しばらく様子をみましょう」と言われますが、音楽をライフワーク・仕事としている方は、なるべく大きな病院に紹介してもらうことをおすすめします!重要な点ですが、医師に「音楽をライフワーク/仕事でしている」と必ず伝えましょう!私の経験では、がらっと態度が変わりました。
大きな病院は、検査の精度が高く種類が豊富のため「突発性難聴以外の病気だったという可能性を潰せる」など、メリットが大きいです。
病院を選ぶ基準
最低限として、ステロイドの点滴(入院)が出来る規模の病院で難聴の専門医がいる病院。なおかつ、ステロイド以外の補助療法として高気圧酸素療法または星状神経節ブロックが受けられる病院は、難聴に積極的に取り組んでいる病院が多いと考えられます。
紹介状を書いてもらう段階で「どこの病院にする?」と聞かれるので、難聴にかかる前に「もしもの場合はここに」と調べておけばこれほど安心なことはありませんね。
大きな病院で「軽度~中度」の難聴をみてもらった場合の落とし穴
ただ、大きな病院の医師「軽度~中度」の難聴の患者に対して、非常にクールな態度をとる場合があります。重篤な患者が優先されるのは仕方ないとして、
「気にし過ぎ。あんた友達いないでしょう?」
「この程度でうちにくるの?心の病気じゃない?」
二つの病院の二人の医師に私が実際に言われた言葉です。きついですが、ちゃんと見てくれる病院もあります!違う医師を探しましょう。
治療、再発などについては次のエントリーに書きます。
さむいさむいさむい。2月も終わりそうなのに寒いですね。
こんばんは、石原けいこです。
お友だちの作曲家、AbelVegasさんに頼まれて、彼の書いた英語の詩を日本語に訳して朗読しました。人生初の朗読のレコーディング。
メロディやリズムがない中で、抑揚をつけなければならないので、歌のレコーディングとはまた違った難しさがありました。
うまくいけたぞ!と思ったら噛むし、もう。
あとわたくし、日本国産ではありますが四国出身なので標準語のイントネーションが間違っているかもしれません!
普段どおり喋ると「い→し→は→ら→け↑い↓こ↓」というイントネーションになってしまいますので。
Abelさんとコラボした楽曲は他にもこちらが。
歌と作曲の一部を担当しました。
冬をテーマにした曲をアップします!という嘘予告をしてしまったのですが、そろそろ春が来そう。春をテーマにした曲をアップできるようにがんばります!ぎゃんばります!
石原けいこ
遡ること9月1日に、タイから東京に引っ越しました。およそ2年半のタイ生活でした。
タイで滞っていた音楽活動に励めるかと思いきや、風邪をひいたり、軽く憂鬱な気持ちになったり、難聴をぶり返したり、落ち着かない日々でした。あまつさえM3(インディーズ・プロのCDの即売会)の会場にあそび行く途中の階段で無様に転がり落ちて足首を剥離骨折。怪我をしたまま、タイから無事帰ってきたら絶対行くと決めていたウィーン・プラハ旅行を強行しました。(旅行の話はおいおいブログにかけたらと思います)
たくさん刺激を受けて、「やっぱりヨーロッパはすごい!!」と鼻息を荒くしております。日本に帰って元気がなかったのは寒かっただけかもしれない。プラハが激寒だったので、ショック療法で東京はあたたかいと思うようになりました。
年内いっぱいはのんびりペースで作曲をしていこうと思います。
クリスマスまでに冬っぽい無料配布の曲を公開できたらなと。
マレーシアのクアラルンプールに行きました。
クアラルンプールはバックパッカーに不人気の町。特に見るところのない都会という評判を聞いていました。行ってみたら、マレー系・中華系・インド系・中東系・その他の移民が共存していて、文化がごった煮で面白い国でした(そのぶん政治的には難しかったり、あちこちで騒動が起こったりしていたりするようですが)
外国人女性が行きやすいイスラム教国でもあります。
わたしもマレーシアがはじめてのイスラム教国で、ローブをお借りして国立モスクを見学したときはどきどきしました。お邪魔している身分なのに、帰る際には受付の方が日本語で「ありがとう」と。お祈りの時間を教える放送(アザーン)は荘厳で、じっと立ち止まって聞きました。
観光場所としてのおすすめは、イスラミックアートミュージアム。
東南アジアで色々行った美術館の中でも、屈指の面白さでした。古い装丁のコーラン、世界のモスクの模型、イスラム文字の書道、オスマン・トルコの工芸品、などなど。4時間滞在した上に、二回も訪れました。ミュージアムショップのグッズもかわいいし、美術館の中で食べられる中東料理のビュッフェランチもおすすめです。
クアラルンプールに行った際には、ぜひヒンドゥー寺院にもお立ち寄りを。
私が立ち寄った時とき、たまたま正午近くで儀式の時間でした。邪魔しないようにすみっこで見ていたら、寺院の方が「もっと近くに寄れ」と手招きをしてくださり、最後まで見学させて頂いた上に、おでこに聖水と聖なる印を頂きました。神聖な儀式の一部始終をみせてくださった寛容さに感謝です。
このあとインド人街でサリーをアレンジした現代風のワンピースを買ったのですが、派手すぎて未だに着る機会がありません。どこで着ましょうね。
他にも、布がお好きなら無料で入館できる国立テキスタイル博物館もおすすめです。写真も撮れますよ。
古くから交易の拠点で、中国・中東・インド、植民地化により西洋の影響を受けたマレーシア。たしかにクアラルンプールは都会ですが、文化の多様性が感じられる場所はそこかしこにあります。マレーシアをすっかり気に入り、その後二回訪問した話はまた後日。